個人情報保護士認定試験の勉強記録

5月30日に改正個人情報保護法が施行されましたね。

なにかとここ数年話題になっている個人情報保護法ですが、その個人情報のエキスパートを認定するための試験が、標題の「個人情報保護士認定試験」です。

難易度ランク:D

使用教材:

①個人情報保護士認定試験 公式テキスト

www.amazon.co.jp

②個人情報保護士認定試験 公式精選過去問題集

www.amazon.co.jp

③精選問題集Ⅰ・Ⅱ

協会が受験生にわざわざ送ってくる冊子。

協会が送ってくるパターンは初めてだった。

勉強機関:1か月ほど

 

教材については、公式問題集というのも別にあるんですが、過去問と同じ問題がたくさん出題される本試験においては、公式精選過去問題集の方が使い勝手が良いと思います。

この試験は課題Ⅰと課題Ⅱに分かれており、それぞれで80%以上の点を取らなければなりません。

課題Ⅰは個人情報保護法及びマイナンバー法についての知識、課題Ⅱは個人情報保護の対策と情報セキュリティについてです。

試験の問題自体はそれほど難しくないんだけど、80%以上とらなければいけない、という点がなかなか厳しいんですよね。

 

勉強法ですが、まずは公式テキストを課題Ⅰの個人情報保護法の部分を全て終わらせます。

それぞれの章の終わりに数問問題が付いているので、それを解きます。

テキストを読んだ後に付いている問題なので、ちゃんと読んでいればある程度は解けると思います。

 

課題Ⅰの個人情報保護法部分が終わったら、今度は公式精選過去問題集の課題Ⅰの部分を全て解きます。

 

次に、公式テキストのマイナンバー法の部分を全て終わらせます。

こちらもまた同様に、公式精選過去問題集の同じ範囲を終わらせます。

 

そして、公式テキストの課題Ⅱの部分を丸々終わらせます。

ちなみに、法律の試験だと思って勉強していると、課題Ⅱの範囲で情報セキュリティがどーのこーのってなるんで多少驚くと思います。

ビジ法とかの流れでこの試験の勉強を始めたので、最初は面食らいました。

テキストが終わったら、今度は公式精選過去問題集を進めます。

 

上記が全て終われば、公式精選問題集を1からもう一度解きなおします。

このとき、間違えた問題にはチェックを入れておきます。

 

その後は、協会から送られてきた謎のテキスト、精選問題集で腕試しをします。

分からない問題は公式テキストで調べましょう。

間違えた問題については、こちらもチェックを入れておきます。

 

最後に、試験前々日&前日の2日間で、チェックが付いている問題を全て解きなおします。

 

後は試験に臨むだけ。

時間は一見余裕そうに見えますが、いざ始まればあっという間です。

万全の状態で臨んだつもりだったけど、余ったのは150分中15分くらいだけだったかな。

あとそうそう、注意しなければいけないのが、意外と公式なはずの精選過去問題集に、誤植が多いことです。

あれ、これ答え大丈夫かな…?って思ったら、テキストを開いて答えを確かめるようにしてください。

幸運を祈ります。

資格勉強の心得

最近子供が朝5時に起きてくるので、私の優雅な朝の勉強タイムがことごとく邪魔されるんです…

悲しい…

 

さて、資格試験のことをいくつか書いておいて今更なにを言い出すんやと言われるかもしれませんが、私なりの経験から、資格試験の勉強する際に意識すべきことをいくつか書いておきます。

 

①資格試験は情報戦

資格試験の勉強を始めるとき、最初の数日はその試験に対する様々なブログを読み漁り、2ちゃんねるの専用スレができている資格なら、専用スレをできれば2スレッド分ぐらい丸々読み込みます。

使うテキスト、勉強の順序、出題の傾向などを、過去の情報から把握し、自分の勉強の方向性を決めます。

 

②教材はなるべく少なく

これはあちこちでよく言われていることですが、教材は、最小に「これだ!」と決めたなら、よっぽど自分に合わないものでない限りはその教材に絞って勉強してください。

多くの問題を解くより、少ない問題を何回も解いた方が効率的な場合が多いです。

 

③期間はなるべく短く

長期間に渡り、毎日ちょっとずつ勉強するよりは、短期間でガッと勉強した方が、試験当日に頭に残りやすくなります。

 

④試験日から残り期間を逆算し、ざっくりした計画を立てる

ポイントは「ざっくり」というところです。

綿密に立てた場合、途中で投げ出す人が結構いるように見受けられます。

思い通りにならなくて、いやになっちゃうんでしょうね…

なので、週ごとにやることを区切り、(長期に渡る試験なら月ごとに)ある日あまり進められなかったなら、同じ週の違う日に挽回する、という感覚で進めましょう。

 

あとは理系資格の場合は問題集から勉強を始めて、文系資格の場合はテキストから勉強を始めるといったちょっとしたテクニックはありますが、それはまた別の機会に。

では、良い週末を。

2級管工事施工管理技術検定試験の勉強記録

お次はエンジニア時代に取得した、管工事施工管理技術検定試験にします。

実務経験が必要なので、受験を考える際には下記リンクより受検資格を確認してください。

2級管工事施工管理技術検定試験 | 一般財団法人全国建設研修センター

難易度ランク:D

使用教材:2級管工事施工管理技士試験 出題準問題集/市ケ谷出版社

Amazon CAPTCHA

勉強時間:1か月ほど

 

この試験は学科試験と実地試験に分かれており、学科試験は4肢択一式問題、実地試験は記述式問題となっています。

理系の試験の場合はよくパターンですが、参考書は使わず、過去問のみで勉強することを勧めます。

特にこの試験の場合だと、そもそも過去問と同じ問題が多く出題するため、なおさら過去問に注力すべきです。

過去問が載っており、解説が充実していれば正直どの問題集でも構いませんが、上記の問題集には過去問5年分+解説がきっちり載っていたため、私は使用しました。

 

勉強方法ですが、まずは学科の方の1年分を全問解きます。

その際に、選択問題のうちどの問題なら解けそうかをあらかじめ決めておきます。

2年目以降は、あらかじめ決めておいた番号のみに絞って勉強し、無駄な勉強をしないようにしてください。

学科の1年分が終わったら、実技試験にはまだ手を出さずに、学科試験の2年目以降を進めます。

それを5年目まで終えたら、再度学科試験を1年目から5年目まで繰り返してください。

その際、間違えた問題にチェックするようにしてください。

ここに12日ほど費やします。

 

そこまでやって初めて、実技試験を1年目から進めていきます。

実技試験も基本的には過去問と似たような問題が出ますので、学科試験同様のやり方で進めれば良いです。

最初の必須問題のみ、5年分だけでなく、もっと過去の分まで遡って勉強しても良いですが、まあ受かるためだけならそこまではせずとも問題ないです。

これに10日ほど使います。

 

上記が終わったら、学科試験、実技試験のチェックが付いている問題のみ2周ほど進めます。

これに4日ほど使います。

 

試験までの残った時間で、1年目から可能な限りたくさんの問題を解いていきます。

できれば5年分、最低でも直近2年分は解きましょう。

 

これだけやれば、受かる実力は付いていると思います。

後は試験に臨むのみ!

幸運を祈ります。

ビジネス実務法務検定試験3級(ビジ法3級)の勉強記録

まず最初の記録はなににしようかと迷いましたが、最初はリーガルマンになってから初めて受けた、ビジネス実務法務検定3級(以下ビジ法3級)にします。

難易度ランク:D

使用教材:

ビジネス実務法務検定試験3級最短合格/中央経済社

ビジネス実務法務検定試験3級最短合格[2015年版] | 中央経済社 |本 | 通販 | Amazon

ビジネス実務法務検定試験公式問題集3級

Amazon CAPTCHA

勉強期間:1か月半ほど

 

上の教材を見て、既にいくつかのサイトを調べた人なら

「あれ?最短合格?公式テキストじゃないの?」

と思われるかもしれません。

通常、資格試験は公式テキストを使う方が近道になるケースが多いですが、ことこのビジ法に関しては、公式テキストはおすすめしません。

理由は単純で、公式テキストには情報が溢れすぎていて、初学者が読むにはしんどいからです。

その点、この最短合格なら、必要なポイントがギュッ!とまとめられており、問題を解ける最低限の知識を効率よく押さえることができるのです。

 

具体的な勉強方法ですが、まず最短合格を1章分読み進めます。

その後、それに該当する部分を、公式問題集で復習します。

それを最後の章まで進めます。

おそらくこれで10~12日ほど費やすはず。

ここのフェーズが正直一番しんどいですかね…

3章がやたらと長いんですよ…

 

次に、公式問題集を1章から最後の章(9章)まで、もう1度解きます。

その際、間違えた問題にはチェックをしておきます。

これに5日ぐらい費やすかと思います。

 

それが終われば、今度はチェックが付いた問題のみ解きなおします。

これに3日ほど費やします。

 

そこまでやって初めて、公式問題集に付いている過去問3年分に手を付けます。

この時点で正答率はだいぶ上がっているはずであり、自信が付くと思います。

これに6日ほど費やします。

 

あとは試験までに残った日にちを使い、チェックが付いていないものも含めて、再度公式問題集を解いていきます。

試験前日にチェック問題を全て解きなおして、試験本番です。

 

ここまでのタスクが全て終わっていれば、おそらく9割取れるのではないかと思います。

 

 

個人的に、この試験は法務部員だけではなく、管理職になる人なら全員受けるべきだと思います。

いっそのこと、昇格条件の1つにしてしまえばいい、とすら思います。

新入社員に内定出したあとに、入社までに受けさせておくというのもありかもしれない。

是非試験を受けて、今後の社会人生活に役立ててください。

私はこの時に得た知識が今でも大きな礎になっています。

ブログの趣旨(資格勉強の記録!)と私の経歴

理系の大学院を卒業し、メーカーのエンジニアとして数年働く。

しかし、なにを血迷ったのか、唐突に転職し、他社メーカー(しかも全然違う業種)の法務部員として働き始める。

当時の(と言ってもまだ法務部員として数年だが)法律知識は当然のごとくゼロ…

ただ、勉強をすること自体は比較的好きだったので、全く違う分野といえど、勉強することは苦にならなかった。

 

このブログでは、これまでに取得した資格の勉強方法や、今後の勉強についての記録を紹介していこうと思う。

(…とか言いつつ、たまに全然関係ないことも書くかもしれないが。)

 

ちなみに、このブログでは資格のランクを私なりに勝手に付けていこうと思うので、一つの目安にしていただければと思う。

S→超難関。勉強時間1年半以上。

A→難関。勉強時間1年間ほど。

B→やや難関。勉強時間6か月ほど。

C→普通。勉強時間3か月ほど。

D→やや簡単。勉強時間1か月ほど。

E→簡単。

 

現在取得している資格一覧

B→冷凍1種、エネルギー管理士(熱)

C→ビジネス実務法務検定2級、簿記2級

D→ボイラー1級&2級、管工事施工管理士2級、第2種電気工事士ビジネス実務法務検定3級、簿記3級、知的財産管理技能士3級、ITパスポート、個人情報保護士、秘書検定2級、FP3級

 

現在勉強中の資格

S→弁理士

 

今後取りたい資格

S→税理士

A→社会保険労務士、簿記1級

 

他にもあるかもなので、思い出したら追記する。

 

よろしくお願いしますm(_ _)m